こんにちは。ジユウレポート投稿者のハルです。
前回の解説は読んでいただけたでしょうか。

早くもNISA解説も第10回となりました。
今までの解説もよかったら目を通してもらえたらとても嬉しいです。
今回はいよいよインデックスファンドの中でオススメする2大ファンドをご紹介します。
では、NISA解説 10 はじめます。
✓ 資産形成に興味がある人
✓ NISAで何を買えばいいかわからない人
✓ インデックスファンドについて知りたい人
オルカンとS&P500

インデックスファンドの中でもオススメの商品はありますか?
どちらも長期運用を前提として、私がオススメするインデックスファンドは、”オルカン”と”S&P500″の指数で運用されるファンドです!
“オルカン”と“S&P500”はとても注目されていて、NISAの買付ランキングにおいてその指数が使われたファンドは常に上位に位置しています。
“オルカン”とはオールカントリー、つまり全世界を対象にしていることを指しており、
“S&P500″はアメリカの時価総額上位500社を対象にしていることを指しています。
“オルカン”と”S&P500″の指数を対象にしているファンドは多々ありますが、
その中でも私が推したいのは、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
の2つのファンドです。
三菱UFJアセットマネジメント株式会社の提供する eMAXIS Slimシリーズ の商品です。
他にも様々なファンドがある中で、なぜこのeMAXIS Slimシリーズが人気が高いのか。
それは常に業界最低水準のコストを追求していて、信託報酬(管理手数料)がとても安いのです。
信託報酬の差は何十年も運用しているととても大きな差になります。
そして人気が高く純資産総額も大きいため、ファンド自体の運用終了の可能性も低いです。
オルカンとS&P500の基本情報
オルカンとS&P500は本来指数のことを指していますが、
オルカン=eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
S&P500=eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
上記のようにNISAブームが訪れてからはファンド名を指している場合が多いので、
今後オルカン、S&P500はファンド名と理解していただければと思います。
オルカン
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 対象指数:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
- 組み入れ国:全世界(先進国+新興国)
- 信託報酬:0.05775%(2025年2月現在)
- 特徴:世界全体の成長に分散した投資
S&P500
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 対象指数:S&P500
- 組み入れ国:アメリカのみ
- 信託報酬:年率0.08140%(2025年2月現在)
- 特徴:米国経済の成長にフォーカスした投資
リスクとリターン

オルカンとS&P500が人気なのはわかったけどリスクもあるのよね?
それではオルカンとS&P500のリスクとリターンを比較していきましょう!
リスク
オルカン:全世界に分散投資をしているため、S&P500に比べリスクを軽減できる。
S&P500:米国市場のみに投資しているため、オルカンに比べリスクが高い。
一見するとオルカンが安全なファンドに感じますが、オルカンは全世界を対象としたファンドです。
オルカンの組み入れ国の割合はアメリカが約64%を占めています。(2025年2月現在)
そのため米国市場が下落すると、半分以上をアメリカ企業の株式で構成されたオルカンの評価額も下落していきます。
下落幅はS&P500に比べれば少なく済むかもしれませんが、オルカンに米国のデフォルトリスクが無いわけではないということを理解しましょう。
リターン
過去の実績を見てみると、S&P500の成長率は全世界株式よりも高いことが多いです。
10年間(2013年~2023年)の年平均リターンを比較すると、
オルカン:約10~12%
S&P500:約13~15%
という傾向が見られます。
米国企業はイノベーションが進んでおり、GAFA(Google、Apple、Facebook(現Meta)、Amazon)をはじめとするハイテク企業が世界をリードしています。
そのため、米国株に投資する「S&P500」のリターンが高くなりやすいのです。
どっちがいいの?

どっちを買えばいいのか迷うわ。
オルカン vs S&P500は人気のテーマです。ですが、その論争は決着が着きません。なぜなら長期運用の結果は終わるときにしか分からないからです。
どちらもいいファンドであり、リスクはありますが長く運用していれば高いパフォーマンスを発揮してくれます。
未来の成長がどこにあるかは誰にも分かりません。正解はないのです。
今後もアメリカ一強時代がずっと続いていくかもしれないし、新興国の成長が加速し、第二のアメリカが出てくる可能性もあります。
正解が無いのであれば、自分に合っている方を選べばよいのです。
オルカンが向いている人
✅ 分散投資でリスクを減らしたい人
✅ 今後どの国が成長していくか分からないと考える人
✅ アメリカ一強が続いていくと思えない人
S&P500が向いている人
✅ 今後もアメリカが覇権国であると信じる人
✅ より高いリターンを狙いたい人
✅ 多少のリスクを取ってでもリターンを重視したい人
と私は考えます。
今回のまとめ
オルカンとS&P500はどちらもいいファンドです。
どちらを選んでも大きく間違うことはないでしょう。
「迷ったら半分ずつ投資する」という方法もありますし、まずは少額で始めてみるのも良いでしょう。
大事なのはとにかく無理のない範囲で投資を始めてそれを継続していくことです。
どちらのファンドにも大きな下落が必ずあります。
逆にいえば、大きな上昇も見込めるということです。
長期運用していればその恩恵を受けることができるでしょう。
NISA制度を活用し、長期でコツコツと一緒に資産を増やしていきましょう!
次回は“なぜ長期運用が大事なのか”、そして“複利”について解説していきます!
では、次回のNISA解説11でお会いしましょう。
※投資は自己責任です。