こんにちは。ジユウレポート投稿者のハルです。
今回も引き続きNISA解説をしていきましょう。
前回の解説はこちら。

前回の記事でわからないことがあればコメントで是非教えてくださいね。
では、NISA解説2はじめていきましょう。
NISAを利用できる人はどんな人?
私の場合、今すぐNISA口座を開設できるのかしら。
はい、18歳以上であればだれでも利用できます。
正確には日本国内に住む18歳以上ならば誰でも作ることができます。
以前は20歳以上しかNISA口座の開設はできませんでしたが、民法改正で成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたため、2023年以降は18歳から可能になりました。
そして前回と重複しますが、NISA口座は1人につき1口座です。
これはとても重要なので覚えておきましょう。
NISAの大きなメリット
NISA口座はどんなメリットがあるのかしら。
NISAの税制優遇制度が適用されるため、税金面でメリットがあります。
NISAは“少額投資非課税制度”です。
わかりやすくいうと、
“個人が行う少額の投資で得た利益は非課税で受け取れますよ”
ということです。
通常、投資を行う場合は“特定口座”という口座を開設し、その特定口座で運用します。
この特定口座で運用して得た利益には 約20%の税金がかかるのです。
具体的な数字で説明します。
100万円を投資元本として運用し、50万円の利益がでた場合は元本+利益で一時的には150万円になります。
ですが、特定口座から引き出す場合、利益分の50万円には約20%の税金がかかり、手取りは140万円となります。
これがNISA口座での運用になると、利益分には税金がかからないのです。
運用結果が50万円プラスになった場合の特定口座とNISA口座を表で比較しました。
投資元本(A) | 元利合計 | 利益課税後(B) | 手取り(A+B) | |
---|---|---|---|---|
特定口座 | 100万円 | 150万円 | 約 40万円 | 約 140万円 |
NISA口座 | 100万円 | 150万円 | 課税なし(50万円) | 150万円 |
この差はとても大きいですよね。
もちろん投資なので運用結果がマイナスになる場合もあります。
その場合は特定口座でもNISA口座でも当たり前ですが税金はかかりません。
このマイナス分に税金がかからないというのは特定口座だけのメリットにも繋がるのですが、この解説はまた次回以降に。
✅特定口座 …投資商品を運用・取引する際に開設する通常の口座
運用で得た利益には約20%の税金がかかる
✅NISA口座…投資商品を運用・取引する際にNISAを利用するための口座
運用で得た利益に税金がかからない
なんのためにやればいいの?
みんなはNISAをなんのためにやっているの?
NISAを利用している人はそのほとんどが資産形成を目的としています。
前項のとおりNISA口座での運用は税金がかからないため、資産形成に向いています。
資産形成をする理由は人によって様々です。
老後資金の蓄えとしたい人、こどもの大学費用などの教育資金としたい人、とにかくお金を貯めて自分の選択肢を増やしたい人など。
多岐に渡ります。そして、その目的に併せて運用商品を選び、購入し、運用していくのです。
資産形成の目的については次回詳しく触れますね。
今回のまとめ
NISA制度を利用している多くの人に共通しているのは、
自分の将来に向き合い、考え、行動している
ということです。
今からでも遅くありません。
安心して一緒に学んでいきましょう。
では、次回のNISA解説3でお会いしましょう。
※投資は自己責任です。
